八卦刀をもう一本作りました。
130cm超でもなんとか振れそうなので、長いのを作って練習しようと思った次第。
一本目の八卦刀は短いが重く、今回は長いけれど少し軽めにしました。
軽くするため、板厚を一本目の八卦刀より薄いものを使います。また、幅も少し細めでシャープに。
一本目の八卦刀は相棒から「巨大なバターナイフ」と呼ばれてしまうくらい、ちょっと不恰好なところがありましたが、今回は成形デザインをよくよく研究してかたどりしたので、なかなか格好よくなったかと思います。
<<作り方>>
(1)設計と原料の木材の選定
(2)刀首にオモリ取り付け部品をつける
(3)刀柄と刀盤の組み立て
これは一本目と同様、刀盤を通して柄を3枚貼りあわせます。刀盤は今回、イラストレーターできちんと楕円を書いて型紙を作ったので、キレイな形です。柄を貼りあわせることによって、オモリ取り付け部品も固定されます。ボンドを塗ってクランプで固定、一昼夜置きます。
(4)オモリを取り付ける
(5)刀首から飛び出た、オモリ取り付け部品の整形
刀首から飛び出た、オモリ取り付け部品は少し長めにしてありました。オモリを巻いたあと、余分な部分を切り取り、残した部分にドリルで穴をあけ、金輪を通します。ここに刀彩を取り付けることができます。
(6)完成
135cmの八卦刀です。まだバランスがいまいちで調整中ですが、だいたい具合よくできました。
武器の練習は体も練れて気持ちいいです。