八卦双鉞|子午鴛鴦鉞のふたつめを作った~中国武術の木製の武器

八卦双鉞の練習に使う子午鴛鴦鉞です。
長いほうの刃2枚は「鹿角」、短いほうの刃2枚は魚のしっぽに似ているからか「魚尾」、持ち手部分は「蛇身」、持ち手の反対側の手を護る部分は「熊背」、「蛇身」と「熊背」に囲まれたところは「鳳眼」というそうです。

高氏八卦掌の鉞はこの鹿角部分がちょっと変わった形になってますが、今回自分用に作った八卦双鉞はごく一般的な子午鴛鴦鉞。ただし、ちょっと「魚尾」の長さを変えたりしましたが。

作り方は高氏八卦掌子午鴛鴦鉞と同じです。
イラストレーターで型紙をつくり、墨付けします。
ただし、今回の鉞は全体を切り抜くには板幅が足りないので、短いほうの鹿角は継ぎ接ぎする必要がありました。

どうしようかと考えた末、ひとつは相欠きにしてボンドで接着したのち、ダボをうつ。

もうひとつは、蟻型の相欠きにして組む、としてみました。

まあ、ぶつけ合うような練習をするわけではないので、そんなに強度はなくてもいいんですが、これでめったなことでは外れない程度には接合できています。