障子を再利用した本棚|木材の再利用

内窓を取り付けるにつき和室の障子をすべてはずしたのですが、この障子窓の枠、捨てるに忍びないのでとっておきました。
この一部を使って、本棚を作りました。既存の本棚はすでに前後2列状態で、いまも徐々に増えていってしまいます。これをどうにかするために。

(1)障子窓の枠の加工
障子は幅67cm高さ137cm、二枚の引き違い窓のものを利用。
紙を剥がし、ひとつの枠は格子の木材をすべて切り取り。

 

(2)棚板を作る
材木屋さんがネットのフリーマーケットに出品していた杉の板が手頃だったので、これを購入し棚板にします。
棚板は、910mmのものを障子枠の幅に合わせて切り、残りを側板として、コの字型に棚を組みます。

(3)全体の組立て
障子枠は文字通り枠だけなので、棚板と側板を障子枠にビス留めして安定させます。

ウチで木工をやるときは、接着剤は使わず、ビス留めのみにしています。
ほんとはビス穴もダボで埋めたほうが見た目も綺麗なんですが、稀に目的が変わって解体して別のものに作り変えることもあり、そういう時に接着剤やダボ埋めしてあると再利用ができなくなるので、ものによりますが自宅使用目的なら見た目は後回しにしています。