龍の刺繍をやってみた―その2―。そしてそれを槍に取り付けた。

刺繍は龍の図案です。この龍の図案は、マレーシアはマラッカ在住の画家チャールズ・チャム(Charles Cham)さんの描いた龍です。
(マラッカを訪れた際は、オランウータン・ハウスに行ってみてください。日本語サイトがあります)
一方、以前の槍はまた新たに作り直しています。
槍先を頑丈に取り付けるため、
・槍先の根元部分はイペ材を3枚重ねに貼り合わせ、
・これを白蝋の直径に合わせて削り、
・ダボを打ち、木工用ボンドで接着。
・さらに、接着した槍先と白蝋を、2枚の一文字継手をあててねじ止め。
・この継ぎ手を隠すため、粘土で覆う。


という具合にして、簡単には取れないようにしました。

で、継ぎ手を粘土で覆った部分(写真の白い部分)に、当初は龍の柄を彫刻しようと思っていたのですが、たまたま刺繍を始めたこともあって、龍を刺繍した布を貼り付けた、というわけです。ついでに、槍先もシルバーで塗装。この槍は打ち合い稽古には使わずに套路(型)の練習用ですので、龍の柄がついてちょっと気分がよくなった、という程度の話ではありますけど。。