槍の作り直し・・・槍纓(槍の房)も付けました

前回作った練習用の槍(「槍 ~木製の中国武術練習用武器」)ですが、槍先が折れてしまったので作り直し。

別に練習中にぶつけたとかではなくて、電車で移動中立てかけていたのですが、ちょっと力が加わっただけでぽきっと折れてしまいました。槍先をT字型に欠いて棍にはめ込む接合にしていましたが、これだと接合部分が薄くなり(6mmくらい)、おまけにやわらかい杉の端材を使っていたので簡単に折れてしまったわけです。

こんどはもう少し堅い木材を使い(これも余っていた端材ですが、棚に使われていた板なので丈夫)、V字型に切り欠いて接合。こうすればあまり薄くならずに接着できます。棍に使う白蝋の木はよくしなるわりにはとても堅いので、6mmくらいの厚さでも大丈夫。
木工用ボンドで接合してから、ビスを打っておきます。こうすればまず外れません。

 

 

槍纓(槍の房)も付けました。
当初は通販で買った、中国製のものをつけましたが、ひとつだとボリュームがなくて寂しいし、家の中で槍を振ると毛がぽろぽろ抜けてしまいこれが猫にもよくないので、自分で作ることにしました。
房の長さの段ボール板(15cm×30cmくらい)の上方に布テープを敷いて、その上から、毛糸を巻きつけていきます。槍の太さ一周くらいでもいいですが、二周分の長さになるまで巻きつけるとよりふわっとしたものになります。
巻き終わったら木工用ボンドでテープと糸を軽く固定。それから固定していないほうの毛糸の輪の先端を切る。
そしてテープの上からミシンで縫い目を一線入れれば毛糸はよりしっかり固定されます。そのテープを棍に巻きつけて固定。毛糸の向きを槍先と反対になびかせて上から同じ毛糸で縛る。これで完成。簡単です。
しかも買ったものよりふわっとしてボリュームもあって良い。でもちょっとつけすぎたか。。

しかし、壊れてまた作り直すことに・・・
八卦刀も作っています
八卦鶏爪鴛鴦鉞も作っています