ブックスタンドです。これも端材レベルで残っていた材料(ヒノキと杉)で作っています。15cmほどの長さで、机の上に読みかけの本をちょっと置いておくために作りました。余白にはゴモラ。
斜めにするこのデザインは、実は『暮らしの手帳』のプレゼント欄に載っていた商品から拝借しました。斜めにしているので、本が倒れません。ちなみに『暮らしの手帳』に載っていた商品は、買うと三千円ほどだったと思います。
底板は幅4cmの細長い板を2枚平行に並べ、幅11cmのヒノキの立て板と「3枚組み接ぎ」の要領で接合しています。
こんなふうに、端材の大きさ、形に合わせて作り方を工夫します。
<<作り方>>
・文庫本などのサイズをもとに、大きさを設定する。
・ブックエンドになる立て板と底板、傾斜をつけるための
足板を切り出す。
・「3枚組み接ぎ」の場合、精密ノコで切り出します。
組み接ぎにせずとも、木ネジだけの接合でも十分です。
・木工用ボンドと、2mmの細い木ネジで留めます。
・ネジは深めに打ち、木工用パテで頭を隠しています。