デニムと、裂き織りの布と、端切れで作ったショルダーバッグ

まあそれで、日本もこの数十年進歩するどころかいろんな意味で着実に劣化し壊れ続けているなかで(詳細は割愛)、どうにか生活=生きて活動=するために、食べ物、着るもの、家具・雑貨で作れるものは作る、直せるものは直す、とやっておりまして、「手づくりの暮らし家(や)」なんぞといいながら、狂った世相に背を向けて少しでも日々の暮らしを楽しもうと、この十年以上煮たり焼いたり縫ったり繕ったり切ったり削ったり組み立てたり改造したり練りこんだり・・・etc、とやってきてます。

で、今回は自分用に作った #ショルダーバッグ です。
例によって制作途中の写真は撮ってないのですが、
・本体のベースは、薄手の普通のデニム
・ショルダーストラップは、社会福祉法人で作っている #裂き織り のベルト
・手前の大きなポケット部分は、 #東京蚤の市 で購入した、織物デザイナーが作ってる布の端切れでパッチワークし、ここに刺繍の模様を刺した。

というような具合で出来ております。
裂き織りのベルトは、ベルトとして金具付きで売っているものを加工せず、そのまま使えるようにバッグ側のストラップを工夫しています。ですので、ストラップが壊れたらまた別の裂き織りのベルトや好きなストラップを付け替える、ということができます。

手前の大きなポケット部分は、織物の端切れでパッチワークしているのでもうそれだけで素敵です。ここに刺繍で模様を刺したんですが、まあなんとも。

このバッグしょって外出していて、これまで2、3度、バッグについて訊かれたことがありますが、やはり裂き織りのストラップとパッチワーク部分が目を惹くようです。