アルパカの織物で作ったセーターというかカットソーというか。

まあそれで、日本もいろんな意味で着実に破滅・破綻に向かっているなかで(詳細は割愛)、どうにか生活=生きて活動=するために、食べ物、着るもの、雑貨で作れるものは作る、直せるものは直す、とやっておりまして、「手づくりの暮らし家(や)」なんぞといいながら、狂った世相に背を向けて少しでも日々の暮らしを楽しもうと、この十年ほど煮たり焼いたり縫ったり繕ったり切ったり削ったり組み立てたり改造したり・・・etc、とやってきてます。

布小物や木工のほか、本サイトに載せていませんでしたが「着るもの」も結構作っていて、市販の服をあまり買わなくなりました。作れないものを買ったり、恵月がフリーマーケットで入手してくるくらいになってます。パジャマと部屋着にしか見えない没個性的な○ニクロなんぞはもともと買いませんし、へんな素材のモノも避けています。結局長持ちしないですし。

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さて、モノを作っていると写真撮るのを忘れたり手がふさがって撮れなかったりするのであまり写真が残っていないのですが、たまには作った服を載せておこうというわけで今回載せたのが、最近作ったアルパカのカットソー。
アルパカの布、経糸のみアルパカで、緯糸はたぶん普通の綿のようで100%ではありませんが、それでも結構暖かいです。確か昭島のハンサムジャンクというイベントで買っておいた布だったと思います。この布でずっと前に恵月の「太目袴パンツ」を作っていて、残っていた布で今回のカットソーを作りました。

そもそも服飾のパターンを勉強したわけではないのであまり凝ったものはできないし、一般的なSMLサイズの知見もないため、身長165cm胸囲90cmの鮫島の身体に合うよう型紙を作成。ニットと違い伸縮性のない布なので、ゆったりめのサイズにしています。
構造的にはまさに「カット&ソー」で簡単に。
さらに、袖のサイズと裁断を間違えたので、北欧市で買った別布でマチを入れて誤魔化しまして・・・。

襟と袖のリブニットは手持ちがなかったので、これだけ買い足しました(オカダヤで2000円ほど)。アルパカの布自体も確か2000円程度だったので、この値段プラス作業工数で、パンツ1本とカットソー1着ができればもう十分にお得です。