昔からペンギンとパンダが好きです。
白と黒だから。
動物園に行けばペンギン舎を眺めつづけ、ヴィレッジヴァンガートに「パンダの木」があったときには行くたびに一頭ずつ連れて帰ってきました。
おかげで、家の中にはペンギンやパンダがたくさんいます。
さて、世の中複雑でなんでも白か黒、というわけにはいかなくなりました。
というか、複雑になっているのは実は背景やプロセスであって、その仕訳をきちんとしたうえで、結局結論は白か黒、という場合が多いのではないかと思います。つまり一見複雑に見えるけれどもっとシンプルに考えられるはずだ、ということです。論理明快、単純至極、でいきたいものです。
でもそのためにはかなり明晰な判断力、分析力が必要な気がします。でないと、却って騙されてしまいます。首相の集団的自衛権の説明なんて随分シンプルな紙芝居でわかりやすい、なんて思った人もいるのかもしれませんが、とんでもない詭弁、まやかし、黒を白に見せかける論理のすり替え(背景やプロセスの置き換え)、etc。
そういうのを見抜けないといけません。
しかして、パンダとペンギンは白と黒を持ち合わせています。
パンダを眺め複雑なことを複雑に考えながら、論理明快、単純至極、でいきたいものだなーといつも思います。