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やはり投票には行くべきでしょう。 ~その2~

2013-07-19

2013年参議院選挙が明後日です。前項やはり投票には行くべきでしょう。の続きです。続きというか、念押しといいますか。
今の情勢だと自民党が勝つのは間違いないように言われていますけど、やはりそれでは困りませんか??

今朝のニュースの引用です。
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-2013/07/19 07:00【共同通信】-
96条改正に自み維が賛成 公明賛否示さず、参院選で

共同通信社が18日までに実施した9政党への参院選政策アンケートで、安倍首相が強い意欲を持つ憲法改正の発議要件を緩和する96条改正に、自民党やみんなの党、日本維新の会の3党が「条件付き」を含めて賛成と回答した。公明党は「硬性憲法の性格を維持すべきだ」と、慎重な立場だが賛否を示さず含みを残した。


民主党や生活の党、共産党、社民党、みどりの風の5党は反対を表明。自民など96条改正に賛成の3党は、衆院で発議要件の3分の2を確保している。参院選の結果によっては、公明党の対応に注目が集まりそうだ。

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自民党の憲法改正案はここから読めます。現行憲法と対照させて書いてあるのでポイントは読みやすい。(ついでに現行憲法を読みなおすいい機会にもなります)
政権党がどんな改「正」案を描いているのか、一度みておく必要はあるかと。
https://www.jimin.jp/activity/colum/116667.html

96条を改定して、より簡便に憲法改定を進められるようにするのが良いことかどうか、またそれを信任できるほどの政治家が集まった国会と言えるのか、よく見極めたほうがよさそうです。投票にいかないと、いろんなことが勝手に決められてしまうようになる、というわけです。

まして政権党の憲法草案が上記のようなもの。
安部首相は憲法改正議論を喚起したいというけれど、例えば7月3日の記者クラブ主催の党首討論で基本的人権を謳った97条が削除されている件を小沢・生活の党代表に指摘されて、「どこかほかに網羅されているんでは?」としどろもどろな感じでしたが、こんな大切な規定の改正内容を把握しておらず呆れてしまいますが、この程度の認識で、憲法改正を言うのもどうかと思います。とぼけているのだとしたら、とんでもなく恐ろしい話だし。

ねじれ国会が解消され、「決められない政治」が「決められる政治」になったからいいかというとそういうことが本質ではないと思います。いろいろと「間違ったほうに決めてしまう」ことが多いなか、単に「決められ」れば良いというものでもないと思うのです。
繰り返しになりますが、論理的でコモンセンス=良識に沿った政策判断が必要なのだと思います。自民党が大勝してこのまま走られると困ります、これでは。

ともかく、投票には行くべきでしょう。

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