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古くても新しくてもいい音楽

【0007】LIVE:梅津和時プチ大仕事

2013-05-06

∥Artist:梅津和時、仲井戸麗市、鬼怒無月
∥LIVE:梅津和時プチ大仕事(2013年4月23日 新宿ピットイン)

ジャズクラブである新宿ピットインでのライブ。梅津和時のプチ大仕事の最終日。
メンバーは梅津和時(種々のSax,Cl) 仲井戸麗市(G,Vo) 鬼怒無月(G,マンドリン)。

内容は仲井戸麗市のブルースを中心とした演奏で、文句はありません。新宿ピットインなどジャズクラブは演奏家と観客の距離がとても近く、それが良くて長い間観てますが、この距離でCHABOを聴けるのは最高です。
梅津和時プチ大仕事には、過去忌野清志朗も登場したことがありますが、その時はチケットが取れませんでした。今回はチケットが取れて大喜びで観に行ったわけです。
仲井戸麗市と鬼怒無月が初めて共演するというのも見ものでしたが、ギターの掛け合いとかいうようなものはなくて、あくまでCHABOの歌、ブルースを中心に二人が盛り上げる、といったような感じでした。

さて、このライブで改めて気づいたのは、私の聴く日本の音楽はほとんどがこの世代で、同年代もしくはそれより若いミュージシャンの音楽をさっぱり聴いて来なかった、ということでした。
梅津和時も仲井戸麗市もすでに60過ぎ。鬼怒無月が私と同じ40代。坂本龍一、細野晴臣、サディスティックミカバンド、忌野清志郎、etc。私のアンテナにかかる日本の音楽家のほとんどはもう還暦世代とか、自分より年上世代。ということは、私がもう少し年を取ると新たに聴く音楽がなくなってしまう、ということになるので、もう少し若い世代というか、これからの音を見つけておかないといけないのだろうか、と思ったりしたわけです。

まあでもすでに持っているCDだけでもあと20年楽しめそうな感じではあるけれど。
ライブの内容とは違う話になってしまいましたが、内容はもう文句なし、なにも言うことはありません。

(文中敬称略)

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