∥ARTIST: MONIQUE SEKA
∥ALBUM TITLE: OKAMAN
西アフリカのコートジボワール出身のシンガーソングライターである。彼女の二作目のアルバムの「MISSOUNWA」という曲を、サンディーがカヴァーしたということで、この第三作目を聴いてみたという次第です。正直に言ってアフリカの音楽やミュージシャンについては不勉強なのでありまして、モニク・セカについてもあまりよく知りませんでした。したがって詳しい解説はここではできませんので、アルバムの印象を述べるに留めておきます。
さきほどの「MISSOUNWA」は、西アフリカをはじめフランスでもヒットした曲であります。この曲のように、アルバムは全体的にアフリカとフレンチポップが混じったような軽快な曲が多いです。レコーディングはフランスで行ったそうで、西アフリカの有名な歌手(たとえばサリフ・ケイタ)の多くがそうであるように、彼女もコートジボワールの首都アビジャンからフランスを経由して世界的な歌手となったわけです。彼女の歌にはかつての宗主国フランスの影響が多分にあらわれているように思います。
(文中敬称略)