マレーシアの珈琲のお話。白珈琲である。
白珈琲、ホワイトコーヒーといえばイポーが有名というか発祥といわれています。イポーに行ったことがないので確かめたわけではありませんが。でも、マレーシアのスーパーや食品店などではどこでも、白珈琲のインスタントのものが買えます。私はこれも好きで、毎回行くとたくさん買って帰ります。
イポー白珈琲と謳っているもの、ペナン白珈琲と謳っているもの、その他もうたくさんのメーカー、種類があって、最近ではここでも健康志向のためかカロリーオフとか砂糖少なめ、ミルク少なめ、などなどもありますが、マラッカでこのローカロリーだかを勧められて試飲してみると、なんとも間の抜けた、白珈琲本来の味ではないように思えたので当然伝統的な白珈琲を買ってきました。
インスタントには、3in1、2in1、Kopi-Oなどの種類があります。
3in1というのは、ひとパックに珈琲粉、砂糖、ミルクが混ざって入っていて、これをお湯で溶いて飲みます。
2in1は珈琲粉+ミルクあるいは、珈琲粉+砂糖。Kopi-Oは「 」で触れたように、砂糖入りブラックです。Kopi-Oも2in1という表示があって、ミルク入りなのか砂糖入りなのか、よく見ないと区別がつきにくいです。Kopi-Oは通常、粉を溶かして飲むのではなくティーバッグに入っていて浸出して飲むようになっています。
ペナンでは4in1というのを見かけましたが、これはドリアンが入ってるフレーバーコーヒーでした。が、私はドリアンが苦手なので試したことはありません・・・。ほかにもマラッカで4in1を買ったことがありますが、こちらはドリアンではなくて「黒白珈琲」と謳っていて、普通の3in1より濃い感じがしますが何が4つ目なのかちょっと不明でした。
他にもいろいろなメーカーがあるようです。全部買うわけにもいかないので数社しか確認できていませんが、ざっと以下のようなメーカーが白珈琲を製造しています。
OLD TOWN WHITE COFFEEは南洋白珈琲のパッケージが有名で、この会社はLCCTや観光地などにも多数KAFEを出店しているのでよく見る看板です。エア・アジア(Air Asia)の機内で売られていたのもこの南洋白珈琲のインスタント(5RM)でした(笑)。
※白珈琲のメーカー
AIK CHEONGのサイト
Amecrownのサイト
などなど、いろいろあります。