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時事 漫筆

「感じ悪い自民(と公明も)」と「安倍政権」にNO(2015.7) ~その2~

2015-07-17

安保関連法案は、出鱈目な説明のもと出鱈目な手続き(?)で、強行採決されそうです。平和主義のはずの公明党(なにこの政党?)のおかげもあって、たぶんもう、このまま採決されてしまうのだろうとは思います。

はてさて、2012年に安倍政権が出来てから、2013年にはどこからか集団的自衛権の話が出てきて、2014年7月には閣議決定で集団的自衛権行使を容認してしまいます。

つまりもう1年半以上前からこの動きはあったわけですが、なぜもっと早くから野党はもっと反発しなかったのか、新聞やテレビなどのマスコミはちゃんと報道しなかったのか、政権だけでなくその周りもおかしなことだらけの統制国家日本です。

いまどき新聞やテレビの報道を「信じている」(報道を「信じる」ってどういう心持なんだか私にはわからんが)人が多いのは日本くらいだと思いますが、明らかに非論理的で真っ当とは思えない事柄を、なぜもっと早く抑えることができなかったのか、と思う昨今の対応です。(でもまあみんな仕組まれたことなんでしょうが)
このままアメリカの思い通りで、一部の人たちだけに都合のいい状況をこの国はずっと続けるのでしょうか。

採決も間近になって野党は猛烈に反対し(反対すること自体はいいですが、遅いのでは!)、政府に統制されていた一部の新聞やテレビも何故かやっと報道しだすという具合。震災後の毎週金曜の官邸前の原発反対デモは大マスコミは報道しなかったけど、この数日の官邸前の安保法制反対デモはなぜか報道している。
おかしなことばかり・・・。

自民党や公明党が「真摯」で「丁寧」に説明する、といったって、論理的に間違っていておかしくて必要とも思えない政策のことを、いくら「真摯」で「丁寧」に説明されても仕方がありません。おかしいものはおかしい。
我々はそういうことに論理的に気づかないといけないと思うのです。

まあ、これもそれも、自分で考えて選挙で投票しない我々多くの国民が悪いのですけど・・・。

 

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