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写真記録 都市放浪(旅・散歩)

観光地

2013-11-16

観光地に限らないけど、観光地ではいまみんな、妙に背中を反らせながら四角くて薄いものを中空にかざしています。デジタルカメラや、電話機に付いたカメラの画像を見ながら写真を撮る風景はとても奇妙です。昔のように、ファインダーを通して、もしくは対象そのものを直截見て(ファインダーは覗かず)シャッターを押すのでなく、目の前に実物の風景があるのに映像化された画像のほうを見ながら撮るのがなんだか変です。これができないので、いまだに私はファインダーかノーファインダーの目視撮影をしてます。

観光地では稀にシャッターを頼まれることがありますね。
で、最近はiPODかAndoroidの電話機かなんかを渡されて、ここを押すだけで、と言われるわけですが、被写体になる人たち(こういうときはたいていカップルです)を実際に見て、次に画面を見て画角なんかを確認して、また顔を上げて被写体を見るとその途端に手元が狂って画面に映る像がずれてしまい、それを修正するためにまた画面を見て、とやってしまうので大変です。ずっと画面だけを見て調整すればいいのでしょうが肉眼やファインダーで直截被写体を見るのが身についているのでこういうことになります。

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