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写真記録

奈良~仏像三昧③吉野・金峯山寺、如意輪寺 ~写真記録~

2018-09-14

夏休み後半は天気が崩れそうだというわけで、ちょっと予定を変更して天気の良いうち、三日目に吉野に行くことにする。
近鉄吉野駅に着いてみると、なんとケーブルカーと代行バスともに運休しており、歩いて上がることに。七曲の坂をショートカットする道があって、そこを行くと20分程度で参道に出る。

七曲の坂をショートカットする道

高野山と違って、山上は平らではない。細い参道も金峯山寺に向かって緩やかな登りとなっており、道の片側は山、片側は沢となっていて、道沿い(沢のほう)に立ち並ぶお店の入口は二階もしくは三階にある、という地形。気温は高くないが日差しが暑い。

参道を登っていき、銅(かね)の鳥居を過ぎると、ひときわ高い所に金峯山寺の屋根が見えてくる。
吉野といえば、この修験道の金峯山寺、青の蔵王権現であるが、蔵王権現は11月御開帳で9月には見られない。が、こんな山の中のでっかいお堂のなかに蔵王権現がおわす、と想像するだけでもなかなかのものである。

本堂である蔵王堂には、中央とその左右に大きな扉があり、扉の大きさから考えて高さ6、7メートルくらいの蔵王権現様が三体いらっしゃるわけである。おおお。
ここで鉄刀木の腕輪念珠があって購入。

お昼に柿の葉寿司を食べて一息ついてから、如意輪寺を目指してさらに先に歩く。
途中、法螺貝を売っているお店があり、店主のおじいさんに誘われるまま店に入る。法螺貝の吹き方を教えてくれるという。言うとおりにやれば二分で音が出る、というので話を聞いて、おじいさんの言ったようにやるとぶおーっと音が出て、なかなか爽快である。
如意輪寺に行く前に吉水神社に寄るといい、というので吉水神社に行ってみる。

ここも世界遺産である。もともとは僧房だったというこの神社は義経・静御前の潜居の間や、後醍醐天皇の王座、太閤花見の品があったりと、なかなかすごい文化遺産である。
吉水神社をあとにして、如意輪寺に向かう。しかしこれがまたえらい山道。しばし下ってから沢を渡り、今度は登ったところに如意輪寺はあります。沢を挟んで金峯山寺と反対側になるわけです。
このお寺の宝物館に木造の蔵王権現などがあります。

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