ところでなぜ「ペナン」と表記されるのか。確かにスペルはPenangですがPinangと綴る場合もあるし、マレーシア人の発音を聞くとほとんど「ピナン」に聞こえます(敢えてカタカナ書きすれば)。なので、これからはピナンと書きます。
金子光晴も「ピナン」と書いていましたね。
「その一」で、ちょっと雰囲気が変わった、と書いたけれど、よく見るとそれはほんの一部で、世界遺産となっているエリアの生活感は全く変わらずといった感じです。
ショップハウスの風景では人々のいろいろな営みがあり、どよんとした田舎町の雰囲気も残っているし、犬も猫も人ものんびり。旅をしない私は「旅情」という言葉の意味はよくわからないけれどなんだか旅情を感じる街です。
一方、郊外と言えばいいのか、コムタを中心としてその西側や北側には、高いコンドミニアムやマンションが次々と建てられ、開発は進んでいるようです。やはりピナンもなぜか日本人の移住先で人気のようですが・・・。