■"こんな人たち"
東京2020組織委員会の森喜朗氏の会長辞任やら後任が誰やらの騒ぎだが、もともと森喜朗氏は総理やってた以前から"こんな人"なのはわかってた話だし、昨今の安倍晋三氏、菅義偉氏、麻生太郎氏、二階俊博氏などの言動をはじめとして、自民党のなかには同類の、失言暴言はては違法行為までやってきた人たちがいっぱいいるわけで、いいまさら何を、という感じである。
"こんな人たち"のごたごたなんて庶民からみればまったく阿呆らしい限りだが、しかし困ったことに問題の根は深い。
件の東京オリンピックだって、ずっと前に石原慎太郎元都知事が言い出した時から単に「利権のため」でしかないわけだし。でも国民はわりと簡単にその祭り気分に乗ってしまう、困った人たちでもある。前首相の違法行為だってお咎めなし、という具合だし。
■さらにまだいる"こんな人たち"
・"こんな人たち"を側面から擁護したり援護してきた公明党や日本維新の会など周辺の政治家たち。
・(国民とは関係ない)自分たちの事情により"こんな人たち"と協力してしまう、官僚や検察や司法
・政策や能力的にはなんの中身もないのに、"こんな人たち"の間でうまく立ち回り立ち位置を得ようとする小池都知事のような一部の首長とか政治家とか
・電通だけでなく、"こんな人たち"と密接に絡む多くの大企業の人たち。竹中平蔵氏のような学者＆企業人という都合のよい人も。
・"こんな人たち"と一緒になって利権にあやかってきたのでまともな批判もできないしその能力もない大手マスメディア。そこで愚にも付かないコメントや文を書くコメンテーターだの芸人だのなんだの(たとえば橋下徹氏や東国原英夫氏のような政治家あがりのコメンテーターというのかなんというのかよくわからない人たち、学者とは思えないが学者と名乗る三浦瑠璃氏などの御用学者？、etc、etc)
みんなみんな、「国民のために」なんてことには興味はなく、マトモな生活感覚もなく、ただただ私利私欲と利権と自分の立場だけが大事なんである。
■この20年くらい、"こんな人たち"によって我々一般国民の税金やいろいろな資源が食いつぶされ、社会のいろんな側面が破壊されてきたわけだが、それを知ってか知らずか、無関心で半分以上も選挙に行かずにずっと放置してきた我々一般国民が阿呆で相当悪い。
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というわけで、もう日本全体がイカレポンチで馬鹿なので、ほんとはヒトも思考も仕組みも全部"ガラガラポン"! するのが一番いいと思うのだけれど、なんせ国民も大半は無関心なので、みんなで滅んでいくのを見ながら笑うしかない。
まあとりあえず、自分と身近な人たちだけでもなんとか生き延びようと思うしだい。
