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写真記録 都市放浪(旅・散歩)

マレーシア: クアラルンプールのFILM写真(2001年)

2013-07-09

マレーシアの首都、クアラ・ルンプール(Kuala Lumpur)。

2001年、このときカメラは中古で買ったCONTAXのTⅤS。高級コンパクトカメラですがすでにこのときレンズの奥に曇りがあったらしく(あとでわかったのですが)、写真は全般的に白っぽくなってしまっています。してそのフィルムをデジタル化したのが今回掲載の写真で、さらに画質は悪くなっているようです(笑)。それに露出調整ボタンもあまり調子が良くなかったので、全般的にオーバー気味になりレンズの曇りと相まってくぐもった印象の写真が多くなっています。
でもそれはそれで、今見てみると味があるんでは、と思いつつ、写真はクアラルンプールの街。

チャイナタウンのホテルで夜洗濯をしていると、音のないテレビに飛行機がビルに激突する映像が写っていたのをよく覚えています。翌日あるギャラリーで現地のアーティストさんと話をしていて、新聞の一面を見せられてそれがテロだということを教えてもらい、ひどく驚いたわけです。
ブキッ・ビンタンのカフェではテレビがずっとCNNを流しており、それを見ていてようやく詳細がわかってきてこりゃ大変だ、帰りの便に影響あるのか、と思いましたが多少チェックが厳しかったくらいでそのときはまだそれほどでもなかったのでした。
それから数年後のシンガポール(2004年)では、空港の外にはマシンガンを持った軍人が20メートルおきに立っている、という様態で、出国時にも「何しに来たのか、友達は居るのか」と訊かれたりしましたが。

クアラルンプール、マレーシアの首都ですが、独立広場などは人けがあまりなく(そもそも独立宣言はマラッカだし)、賑やかなのはチャイナタウンやおしゃれなブキッ・ビンタン、KLCCの周辺です。都市部の人口が200万人もいないので、賑やかと言っても東京に比べると相当のんびりです。
バンコクなどに比べると街中は綺麗で、治安も割合良いところ。そしてマレー、インド、イスラム、ヒンズー、仏教、チャイナ、タイ、これらが混ざり合った色合いがとても面白い街です。

別稿
マレーシア: クアラルンプール(Kuala Lumpur)|FILM写真(2005年)|PENTAX
マレーシア: クアラルンプール(Kuala Lumpur)|デジタル写真、アロー通り、BatuCave

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