<旅のガイドというほどではないけれど、口コミというか、豆知識あるいはノウハウ、覚書として、適時書いておきます。
まず、エア・アジア(Air Asia)で日本からマレーシア国内を旅する場合に知っておいたら良いと思われることをいくつか。>
Air AsiaはKULではLCCTを使っています。これがKLIAとちょっと違う作りになっているようで、動線が若干違います。
(旧LCCT空港ターミナルは2014年5月にKLIA2に移転済です。)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 今回は、乗継と出国審査の関係についてです。(2013年9月)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[1]Fly-Thruでの予約
最近のLCCも乗継便設定が多くなっています。
Air AsiaではFly-Thruで予約をすると、所謂乗継料金のような料金体系が適用になり、荷物も最終到着地まで運ばれます。
[2]ですが、KULで国内線と国際線を乗り継ぐ場合、出入国審査がKLIAと違った手順になります。
▲▼例1 :東京→クアラ・ルンプール(KUL)→コタキナバル(BKI) と乗り継ぐ場合。▲▼
- Fly-Thru設定の便を予約しておけば、荷物はBKIまで運ばれます。KULでピックアップする必要はありません。
- 東京でKULまでのBordin Passをもらい、KULで入国審査を受け、一旦ターミナルに入ります。そして改めて国内線カウンターでドキュメントチェックをしてから国内線でBKIへ出発となります。
- 私が訪れた時は、コタキナバルでは国内線到着ゲートが閉まっていて、国際線到着ゲートから入りました。その時に再度パスポートチェックを受けました。
▲▼例2 :ペナン(PEN)→クアラ・ルンプール(KUL)→東京 と乗り継ぐ場合▲▼
- これも例1と同様、Fly-Thru設定便なら、荷物は東京まで運ばれます。KULでピックアップする必要はありません。
- 出国審査はペナン国際空港ではなく、KULです。試に事前にAirAsiaに訊いてみたところペナンで出国審査だと言われましたが、実際は違いました。これも、KLIAと違い、LCCTにTranfarルートがないからだと思われます。
ペナン、コタキナバルとも国際空港で、イミグレーションでの出入国審査機能がありますが、マレーシア航空でKLIAを利用する場合と違い乗継便でもLCCTで一旦途切れるような格好になります。
|
KUL LCCT内国際線出発のあたり |