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古くても新しくてもいい音楽

【0034】大友 良英 ~ 昔のように、ファンキーで!

2014-01-08

∥ARTIST: 大友 良英
∥ALBUM TITLE: GROUND ZERO

グラウンド・ゼロです。ジャンル名で言えばフリージャズ、インプロヴィゼーション(即興)というあたりではつとに有名な大友良英さんですが、昨年のドラマ『あまちゃん』ですっかり一般的にも名前が知られたらしいですね。でも大友さんの本領はやっぱり、このGROUND ZEROのようなフリージャズ、インプロヴィゼーション(即興)だと思うのです。紅白に出ている場合ではありません!(私観てないけど)、NHKなんかでやってるばあいではありません!(『あまちゃん』もやっぱり観てないけど、音は聴きました。音は悪くないです)。

大友さんのライブは終わるといつも耳鳴りが止まず、腹の奥や脳の核や筋肉の酵素が刺激され、なんだかふらふらになって帰る、というものだと今も私は思っています。ジャズ性もあって、この点ではGROUND ZEROではなくて「大友良英ニュー・ジャズ・クインテット(ONJQ)」あたりでジャズも演奏しています。
(Wikipediaによると、このクインテットはオーケストラになったりトリオになったり変化しているとのこと。そういえばうちにあるCDもよく見ると"ONJO"だったり"ONJT"になってます)。
というわけで、『あまちゃん』で初めて大友さんを知った方はぜひこのGROUND ZEROやI.S.Oなどのインプロヴィゼーション(即興)を聴いてびっくりしてください。
GROUND ZEROにはゲストも含めて広瀬淳二、千野秀一、加藤秀樹、植村昌弘、内橋和久、菊地成孔、Sachiko M、田中悠美子、ナスノミツル、芳垣安洋、植村昌弘、John Zornといったその筋では素晴らしい人たちが関わっています。これらの方々の音もすごくお勧めです。

(文中敬称略)

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