奈良市周辺のお寺は昨日で周りきりまして、最終日は東京に帰る前に新薬師寺の十二神将を観ておこうというのは当初の予定通りでした。
江戸三を出て、新薬師寺まで歩きます。十年ほど前にこのお寺の十二神将を観て結構な衝撃を受け、以来十二神将を気にしてあちこちで観ていますが、やはりここの十二神将と室生寺の十二神将が一番かと思うところです。
本堂に薬師如来、その背中、まわりをぐるりと十二神将が取り囲む形で配置され、そこをぐるぐる何周もし、自分の干支の神将像まで買ってきてしまいます。
新薬師寺を出て奈良町で昼ご飯を食べて、東大寺ミュージアム。ミュージアムはわりと最近できたもので、初めて訪れます。ミュージアムを観たあと、帰りの新幹線までまだ時間あったので、大仏殿も観ることにしました。奈良は興福寺とこの東大寺以外はほとんど人も少なくて静かな拝観でしたが、東大寺だけは別世界です。世界中から観光客が来ていて、大仏はもちろん、その周りの仏様も写真撮り放題、大声の会話、解説の声、なにもかも観光気分です。それもまたよしです。
帰る前の最後は東大寺の御朱印で終わり。
今回7日間で訪れたお寺は20、頂いた御朱印も20となりまして、御朱印帳が途中で終わったので當麻寺の曼荼羅の御朱印帳、街中で見つけた御朱印帳と買い足してしまいました。仏を訪れる旅はまだ続きます。