タイトルは、週刊FIRDAYデジタルの記事からとっておるが、記事では、BZ系睡眠薬で副作用等の可能性があるというわけで、例として
「ハルシオン」「デパス」「サイレース」「ユーロジン」「レンドルミン」などといった薬剤名が挙がっておる。
また、BZ系以外でもマイスリーのような比較的軽い(私個人の印象じゃが)ものでも、よからぬ効果はあるようで・・・。
ちょっと引用すると・・・
睡眠薬はさらに重大な副作用をもたらす恐れもあるという。薬剤師の宇多川久美子氏はこう注意を促す。
「睡眠薬は脳の中枢に働きかけるので、必ず副作用があります。多量に飲めば呼吸抑制も起こって、命の危険もあります。認知症につながるとも言われており、因果関係ははっきりしませんが、リスクが高まることは確かです。うつ病が発症するリスクも確実に高くなり、肝機能障害が生じる危険性やホルモン分泌を乱すことなども指摘されています。米国・スクリプス研究所の医師チームが発表した論文によれば、睡眠薬を多用すると、がん発症リスクが35%増加する可能性さえあるという。
「非BZ系睡眠薬の『マイスリー』などもBZとほぼ同じ依存性があります。別系統の『ロゼレム』などは効果が弱いので、BZ系のように『すぐ寝られました』とはならない。普段、BZ系を飲んでいる人だと効かないことが多いんです」
という具合ですな。
睡眠障害が酷いときにマイスリーが効かない話は別稿で書いた通りですが、記事で挙がってる薬剤、過去にほとんどを飲んでますな。
断薬してからおよそ8年くらいたった今、とくに副作用を感じてはないけれど、この先認知症のリスクにもつながるとなると困ったもんである。最近忘れっぽい(とくに短期記憶が)のは単なる「歳のせい」か副作用か?!
武術研鑽して改善できるかな?
2016年10月14日には、エチゾラム(商品名デパス他)とゾピクロン(アモバン他)新たに、麻薬及び向精神薬取締法に規定する向精神薬に指定されたが、これらも以前結構飲んでいた。
最近になってこうした薬の副作用や危険性についての記事がちょこちょこ見受けられるけど、いまでも町の心療内科では簡単に処方されてるんだろうか。
記事の最後にある薬剤師の話。
「今の時代は、睡眠改善薬が市販されている。その影響で、睡眠薬が怖いというイメージが無くなっているんです。そもそも睡眠障害の原因は、ストレスなどのメンタル面がほとんど。まず、眠れなくなった原因を探って、それを解決することが大切です。安易に睡眠薬に手を出せば、副作用に苦しむことになります」
まったく同意で、薬に頼らない解決方法を模索したほうがよいです。