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くらし 漫筆

生活再考 ~ 自作のススメ。自作DIYはよいです。楽しいです。

2013-11-05

『暮しの手帖』という雑誌はとても良い雑誌だと思います。みんな暮らしの参考にしたらよいと思います。
(そしたらたぶん、『人生がときめく片づけの魔法』なんて読む必要はありませんね。)
2014年春には消費税も上がるらしいし、アベノミクスでなにが良くなるわけもなく、先行きは不安だらけなので、これからは無駄な出費削減のためにも地球環境のためにも、『暮しの手帖』を見倣ってじゃないけれど(?)、なるべく下手な買い物はせず、良いものを必要十分なだけ揃えてすっきりと、長く大切に使うようにしましょう。自作もよいですね。
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木工でもお裁縫でもなんでも、自作の良いところは、単に安くあがるからよいというだけではなくて、自分の技量の範囲で手軽にも高価にもできることで、それを自分で選べることが良いのです。
つまり、自分の裁量で自由に好きにできる点が良い、というわけです。
既製品もたくさんあるし、家具製作の工場などに頼めばいいものを作ってくれます。お金がたくさんあれば、たくさんの既製品を比較していいものを買ったり、オーダーで作ってもらうこともできます。

でも必要十分なお金を用意して--節約とか最小限ではなくて、掛けるべく適切な値段を「自分で算定して」--材料を買い、手間をかけて作れば楽しい、というわけです。

アトリエ月鮫で私がやったいろんな木工を載せていますが、ここに載っていないものも実はたくさんあります。壁に作りつけた飾り棚いくつか、高さ180cmのところにはキャットウォーク、DVDを収納する2段の引き出しボックス。ほかには便利品レベルの細かいものもあってたとえば、ガスコンロの周りに鍋蓋を立てかけたり熱い鍋を一時的に置いておけるような置き場板、段差をつけた室内用の花台、雑誌入れ、オットマンで余ったウレタンを使いマウス操作時のリストレストを縫ったり、など。
この手の便利品は、自宅のガスコンロと壁の隙間のサイズに合わせたり、鉢や植物に合わせた大きさにしたり、すでにある家具のサイズに合わせたりと、完全な自宅専用オーダーメイドなわけですが、こういうもので少し便利になったり、片付いたりします。安いからと100円ショップに行っても合うものはなかなか見つからないし、100円だからとちょこちょこ買っているほうが却って費用がかさむ場合も多い。でも木工をやっていると端材がでるのでこれを利用すれば実質費用かからずにできるわけです。

あとは手間と技量です。木工は道具の使い方や、継ぎ方など少し練習するとより幅が広がります。でも板とネジあるいは釘だけでも、棚や箱はすぐできます。頭の中で3D映像を駆使して設計し、手先を動かせば老化防止にもなるかもしれず、そうして必要便利なものができるので一石二鳥かも。

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