「真っ当な為政者を選ばないと一般人は痛い目に遭うことにまだ気づかんのか。して新型コロナ、米軍は”首都圏立ち入り禁止”の対応・・。」
というのを先般書いたが、これまでも・これからも、安倍政権や利権屋首長による愚策(一般人にとっては)や棄民政策は続き、既得権益側利権政治屋に搾取される日々が続く。
GOTOキャンペーンは予定通り実施されるらしく、しかも感染対策は自己責任で、また無駄に税金が使われ、利権屋が予定通り儲ける。
その税金は本来、豪雨災害、感染対策、医療関係はもちろんいろいろな生活補償などなどに充てられるべきなのは明白だ。
これだけ明白な愚策が進行しているにもかかわらず、安倍政権の支持率がいまだ40%近くとは、ほんとに世も末じゃ。
まったくもって、「GO TO the HELLキャンペーン」「GO TO 感染拡大キャンペーン」じゃの。
オリンピックにも最近言及なしで、中止せざるを得ないのはわかっていても、利権屋が利権を貪るためにはぎりぎりまで中止しない。それまでは、しっかり利権かせぐ。
都知事はなんだか国と闘っているような格好はしているが、感染対策やそれに伴う経済対策が愚策だった(詳細は割愛。大手メディア以外をよく見ればたくさん情報でてます)ことは国も東京都も同じで、利権屋どうしの喧嘩なんぞしょせん、政策と同じでやってるフリだけ。大阪府知事の行動も同様。
政府や一部の首長は、一般市民のために行動しようという意思はまったくないわけじゃ。
なのに、テレビ見て「なんだか一生懸命やってくれてるみたいだし」「とりあえず自分は無事に生きているし」と政治・行政に疑問を持たない一般市民＝愚民。
もっとマトモな人に政治や行政を託せば、多くの困った人は救われ、いま無事に生きてる人はさらに良い生活になるかもしれないのに。
都知事選、街頭にもでず、他の候補者との討論もせず、都の税金でコマーシャルつくったりテレビでやってるフリしておけば大勝できる、利権政治屋の現職にとっては楽勝の愚民社会。この愚民社会の有権者を騙すのは簡単なんじゃのう。
「なんか他の候補者じゃ頼りない」「テレビとか見てると小池さんちゃんとやってるようだし」「政治の世界で女性が頑張ってる」とかとか、現職の成果やこの先の施策、他の候補者の政策の良し悪しや可能性評価もせず、簡単にテレビや大手メディアに流されてか、イメージだけで利権政治家にほいほい投票してしまう愚民社会。
また、ほとんどは棄権してしまう三流以下の似非民主主義国。
もうげんなりじゃのう。げんなりしつつ、せめてわが身を護るのみ。
してその、2020年7月5日の都知事選。
「どうせ投票率45%、20時になったらすぐ小池現職当選確実とでるよ」と言っていたら、当日ほんとうにそうなって、もうげんなり。
ただ、投票率は最終的に55%だったが、にしても、低すぎる。
たいして意味はないが一応、東京都選挙管理委員会のデータを見やすくしてみた。
（１）投票率
低い。いつもどおり、棄権がこんなに。
一番多いのは小池氏の得票ではなく、棄権なのだ。他のたいがいの選挙もそうじゃの。
なので、有権者全体のうち2～3割程度の得票で当選してしまう。毎度同様。
投票数、得票数の一覧
有権者全体に対する各候補の得票数の割合
（２）小池都知事の得票
「安倍さまのNHK」による出口調査の記事における政党支持率と投票先のデータを得票総数に当てはめて、そこから今回の候補者の得票を割り出してみた。ちょっと乱暴だが、まあ傾向として。
小池氏には自民、公明、連合と、大手メディアがついたので、これら既得権益層の票が大半。これだけで1位得票なのだ。これは、ここ20年くらいの自公政権の傾向と同じ。
NHKの記事では触れていないが都民ファーストもたいがいは小池氏に入れてると仮定すると、これでもう約180万票。
あとは先述のような、「なんとなく小池さんちゃんとやってそうだから」的な、なんにも見てないボンクラな一般人票なんだろうか、今回はこれが結構多い(140万近く)。
ほとんど自民と変わらない維新が推薦した小野候補、ヘイト全開の桜井候補の得票数も気になるところ。げんなり。
というわけで、野党がまとまろうがなんだろうが、既得権益(たいがいの野党もこっちに入るが)がついた利権政治家には勝てんわけじゃ。
SNS等のネット上の支持なんて屁でもない。
ともかく最低限まず、みんな投票＝意思表示はするべきじゃ。
で、投票率が上がっても、その多くが結局既得権益側利権政治屋を支持してしまう状態なら、それこそその愚民社会にあきらめて、せめてわが身を護るのみ。げんなりだが。
で、投票率が上がって、有権者がよく見て真っ当な人にちゃんと投票するようになると一番良いのだが、そんなのはもう無理なんだろうか。
いずれにしても、げんなり。
しかし、最低限、投票には行く。して、最低限自分と周辺の大事な人たちとはどうにかして良く生きるべく策を練るのみ。
