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時事 漫筆

自衛隊による在外邦人救出のための法整備やら、安全保障関係の法整備って、方向が違うんじゃ・・・?

2015-04-01

「安倍首相は1月29日の衆院予算委員会で「領域国の受け入れ同意があれば、自衛隊の持てる能力を生かし、救出に対して対応できるようにすることは国の責任だ」と語り、任務の拡大に意欲を示した」(ロイター:2015年2月1日)そうで、今後国会で本格的に安全保障関係の法整備を進めていく、ことらしいですが・・・。

ジャーナリストの後藤さんがISに捕まった時の、首相官邸前の「後藤さんを助けろ」デモで参加者が掲げていた「敵を作らない外交が日本人を守る」というのは真っ当で、外交って本来そうあるべきものだと思いますし、自衛隊をどう動かすかという法整備より前にやるべきことはこうした外交努力です。
政治家としてやるべきことの順番が逆だと思います。
でも安倍内閣はアメリカ追従ゆえアメリカのためにアメリカの筋書きに沿って、必要性がどうあれ、憲法がどうあれ、反対意見がどうあれ、法整備を進めていくのだと思いますが、出鱈目なのでやはり止めないといけません。私には安倍首相はもちろん高村副総裁とか谷垣幹事長とか、自衛隊の話になるとやけに名前が出てくる石破茂大臣らの言ってること(安全保障に絡む憲法解釈とか)はおかしいとしか思えません。
なんにせよこれには選挙で自民党と公明党(と維新あたりも?)以外に投票する、といったことが大切なんだと思いますが残念なことに当分、選挙はなさそうなので、どこかで声を上げるしかありません。少なくとも、まず関心を持って見て、おかしいことをおかしいと言うことが必要です。

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